AIアバターが就労支援!「人には話しにくい」を解決する『Buddy Talk』って知ってる?

  • 2026/2/4
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AIアバターが「話しにくい」を解決!障害者就労支援の新しい形『Buddy Talk』

株式会社SCIENと株式会社チャレンジドパーソンが共同で、障害者就労支援現場向けのAIアバター対話システム「Buddy Talk」を開発し、提供を開始しました。

このシステムは、対人不安や緘黙症などで「人には話しにくい」と感じる就労者の声をAIアバターがヒアリングし、その内容を支援者へレポートとして共有するサービスです。

特に注目すべきは、就労者が元気なうちからアバターと日常的に対話することで、周囲が気づきにくい「離職の予兆」を早期に特定し、適切なサポートにつなげる点です。

SCIENとCP(Challenged Person)のロゴが並び、「x」で連携を示している画像

突然の離職を防ぐ「サイレント離職」への挑戦

障害者雇用の現場では、「突然の離職・離脱」が大きな課題となっています。

対人不安や緘黙症を持つ人は、精神的に追い詰められるとさらに口を閉ざしてしまい、支援者が気づいた時にはすでに離職を決意しているケースも少なくありません。

また、一人の支援者が多くの就労者を担当しているため、一人ひとりのわずかな感情変化を毎日完璧に把握するのは難しいのが現状です。

多くの支援ツールが「不調になってから」使うものですが、「Buddy Talk」は「調子が良い時の変化」を捉える予防的なアプローチで、「見えない不調のサイン」をAIアバターが橋渡しすることで、この課題を解決しようとしています。

アバターの名前入力、夢の入力、誕生日設定など、プロフィール設定やカスタマイズを行うUIが表示されている

『Buddy Talk』の4つのすごいポイント

① 元気な時の対話から予兆をキャッチ!

元気な時からアバターとの対話を続けることで、その人の「いつもの様子」のデータを蓄積します。回答にかかる時間や選択肢の傾向、言葉の選び方のわずかな変化から、本人が気づく前の「違和感」をAIが察知し、支援者にアラートを送ってくれます。

② 障害特性に合わせた「話しやすい」デザイン

チャット形式ではなく、直感的に選べる「選択肢回答」や、見やすい字幕、やさしい日本語を採用しています。親しみやすい人型や動物のアバターを選べるので、対人不安がある人でも「これなら話せる」と思える環境が作られています。

③ 専門家との共同開発で安心

就労現場のリアルな知識を持つ株式会社チャレンジドパーソンと共同で、質問内容や共感的な応答を調整しています。デリケートなメンタルケアの分野だからこそ、安心して話せる体験を大切にしています。

④ 課題を深く掘り下げるレポート機能

対話内容はすぐに構造化されたレポートとして支援者に共有されます。単に体調を可視化するだけでなく、「なぜ気分が優れないのか」「コミュニケーションがうまくいかない原因は誰との関係にあるのか」といった、より詳しい分析をサポート。支援者が的確なフォローや環境改善を行うための重要な情報を提供します。

現場からの声:「今日はくまさんと喋る」

導入された現場では、対人コミュニケーションに課題を持つ就労者から「支援者とは話しにくいけど、AIアバターとなら本音が言える」という声が上がっています。

中には「今日はくまさんと喋る」と自ら進んでタブレットを手に取る人もいるそうで、これまで見えなかった就労者の気持ちが、支援の現場に届き始めているようです。

ある支援員からは、「支援員も人間なので、体調や気持ちに波がある。利用者がそれを感じ取って話せないこともある。そんな中で『Buddy Talk』は、私たちの関わりを補ってくれる大切な存在。アバター相手だからこそ本音がこぼれることもあり、それが支援につながったケースもあった」という話が聞かれています。

「チャレンジドパーソン」という看板が掲げられた建物の入口前で、4人の男性が並んで立っている集合写真

今後の展望

株式会社SCIENは、「Buddy Talk」で集まる対話データをさらに分析し、より正確な「メンタル不調の予測モデル」を作ることを目指しています。

2026年までに国内10カ所の事業所への導入を目標に、就労者が「突然の離職」に追い込まれることなく、自分らしく働き続けられる共生社会の実現に貢献していくとのことです。

株式会社SCIENについて

「科学の力で人々の暮らしに『彩』り、『縁』を与える」をビジョンに掲げ、単なる技術提供にとどまらず、社会に本当に必要とされる価値を創造しています。

製造業などの現場を中心に、独自の外観検査システムやデジタル化・自動化ソリューションを開発・提供しており、課題を深く理解する「課題ドリブン」のアプローチを重視しています。

SCIENという文字と、紫、黄、紺色の波状の線で構成された抽象的な球体ロゴ

  • 社名:株式会社SCIEN

  • 所在地:東京都文京区本郷6-25-14 宗文館ビル3F

  • 代表者:田端 そら

  • 設立日:2024年2月2日

  • 事業内容:AI受託開発、システム運用、コンサルティング

  • URL:https://scieninc.jp

  • お問い合わせ:https://scieninc.jp/contact

株式会社チャレンジドパーソンについて

緑色の「cp」のロゴと「Challenged Person」という英語、そしてその日本語表記「チャレンジド パーソン」が黒字で書かれた画像

  • 社名:株式会社チャレンジドパーソン

  • 所在地:広島県尾道市栗原東1丁目6-29

  • 代表者:内海 洋平

  • 事業内容:障がい者の自立支援・就労支援事業。専門スキルの習得を通じた就労継続支援(A型・B型)の提供、生活基盤を支える共同生活援助、および就労定着までを包括的にサポートするトータル福祉サービスの展開。

  • URL:https://challenged-p.co.jp/

本プレスリリースに関するお問い合わせ

  • 株式会社SCIEN

  • メール:info@scieninc.jp

  • 所在地:東京都文京区本郷6-25-14

  • お問い合わせ:https://scieninc.jp/contact

紫、黄、紺の3色を使った抽象的なロゴデザイン。複数の曲線が重なり合い、中央にS字のような形を形成し、全体として楕円形や球体のような印象を与えるシンボルマーク

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