髪の悩みを抱える人は年々増えているとされますが、原因を突き止めない限りは問題解決は難しいと思われます。頭皮の硬さやベタつき、かさつきは頭皮の状態が悪いだけではなかったとしたら・・・
悪い生活習慣がトラブルに繋がる
頭皮にも顔と同じようにアクネ菌や美肌菌などの常在菌がいるのですが、髪の毛で守られているので、紫外線や外気の影響を受けづらいのです。抜け毛やクセ毛などのトラブルが起こるのは、普段の生活習慣に問題がある可能性が大です。
シャンプーでしっかりと落とせていない頭皮の汚れも髪に悪影響を及ぼす可能性があります。
頭皮と髪の毛の状態を整えたいのなら、まずは生活習慣を見直すべきです。
ストレスは大敵
頭皮は血流が悪くなりやすく、ストレスや栄養不足の影響を受けやすい部位ですから、髪に栄養が届かずに抜け毛やクセ毛が増えてしまったり、若くして酸化ストレスで白髪が増えることもあります。
頭皮と髪の健康には血流を悪化させるストレスは大敵とされます。睡眠をしっかりとるとともに、髪の材料になるたんぱく質が多めのバランスのいい食事を心がけましょう。
ダメ頭皮の原因・3つの悪習慣
偏った食事
無理なダイエットなどによる偏った食事は栄養のバランスを大きく崩してしまいます。髪の毛の90%以上はケラチン(たんぱく質)でできています。肉、魚、豆類、乳製品、卵を1日で全種類食べるよう心がけてください。あと、頭皮内の血液循環をよくする、えごま油などのオメガ3系脂肪酸も髪のためにおすすめの油です。
不規則な生活
睡眠不足が続いたりストレスがたまると、髪のトラブルが発生しやすくなります。脳や体にストレスがかかると、活動系の自律神経である交感神経が働き続けるため、頭皮の血流が悪くなってしまいます。
そして、慢性的なストレスが続くと抜け毛や薄毛、うねり毛などの原因に繋がります。大切なのは質のよい深い睡眠をとることです。また、好きな音楽を聴いたり、アロマの香りを楽しむなど、自分だけのストレス発散法を見つけてリラックスする習慣を身につけましょう。
首こり、肩こり
肩や首に疲れを感じた時には、頭皮の血行も悪くなっています。頭皮の血流をよくするために、頭皮を直接もむ以上に効果があるのが、肩や首を回すこと。肩を大きく前後に回したり、ゆっくり左右に首を回してほぐしてください。首や肩のこりをやわらげると同時に、頭皮への血流をスムーズにして薄毛、抜け毛の予防をしましょう。
頭皮は髪に栄養を届けるために大切な場所
髪とは頭皮から出ている毛幹を指します。髪の成長に関わるのは頭皮の奥にある毛根部分です。毛細血管から毛球部の毛乳頭に栄養が運ばれ、髪が成長しますから、髪の状態を決めているのは頭皮なのです。
ストレスをためない規則正しい生活習慣を心掛け、しっかりと頭皮をケアしてください。
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