世界中がパンデミックで外出自粛・・・日本でも緊急事態宣言によって更に外出ができないムードになっています。そうなると当然おうち時間が長くなり光熱費がかさむことになります。以前はほとんど家にいる時間がなくて気にしていなかった電気代やガス代が今ではかなりの負担になってきました。
エアコン、テレビ、パソコン、スマホ、レンジ、照明、床暖房・・・
家計を節約しようと思った時、真っ先に見直したいのが「光熱費」です。こまめに電気を消したり、水道の出しっぱなしに気をつけたりといった基本的なこと以外にも、光熱費をカットする方法はあります。そこで、光熱費を抑えるための節約術についてご紹介しようと思います。
電力会社を見直す
旧一般電気事業者に独占されていた家庭などに向けた電力小売が2016年4月に行われた法律の改正により全面的に自由化された電力自由化によって、様々な業種の企業が電力の販売に参入できるようになったことをいいます。 今までよりも多くの企業・電力会社が、地域の枠を超えてサービスを提供しています。
新規参入した電力会社は、ガス会社や携帯電話会社、インターネット系の会社など様々です。月々の料金はもちろん、電気料金にポイントが還元されるプランなど、各社さまざまなサービスを用意しているので、自分たちに合ったものを選ぶことで光熱費節約が可能になるケースもあります。
しかし、地域によって選べる電力会社が変わってきますので、自分の地域でサービスを行っているのはどこなのか、調べてみてください。
まずは、自分の家がどれくらいの電力を使用しているのかを確認してみましょう。ほとんどの電力会社では契約アンペアによって基本の電気料金が決まっていて、実際に使用している電力よりも多く契約している場合には、契約アンペアを下げることで基本料金を安くすることが可能です。
使用している電化製品を見直す
光熱費の中でも特に多くを占めるのが電気代。そして、大半を占めるのは毎日使っている冷蔵庫や照明器具、エアコンといった家電製品だと言われています。つまり、これら製品の省エネを実現すれば光熱費を大幅にコストダウンすることは可能です。
では、どのようにして家電製品の省エネを行えばよいのでしょうか?
お金に余裕があるのなら、思い切って省エネ設計の新しい製品へ買い替えるのが最もおすすめです。家電製品は日々進化していて、その消費電力は年々小さくなっています。ものを大切に長く使うことも大切ですが、それぞれの家電には寿命があって、それを大きく超えて使い続けているものに関しては、最新の物と比べて省エネ率が大きく異なってしまいます。
一度、家電量販店などで最新家電の省エネ効果を確認してください。節約できる電気代によっては、思い切って買い替えを検討してみるのもよいかも知れません。
省エネ住宅がベスト
住宅・建築物の省エネルギー基準に適合した「省エネ住宅」に住むことで、大幅に光熱費を削減することが可能です。例えば、屋根に太陽光パネルが設置された住宅では、太陽の光を電気に変えられるだけでなく、余った電気を売電することもできます。また、窓や壁など断熱性能の高い家では、高気密・高断熱を実現し、一年を通して冷暖房費を安くすることもができます。
光熱費は、どこに住んでいても一生払い続ける費用です。上記を参考に、一生役立つ節約術を身に付けてください!
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