コロナ禍で最も過酷な労働環境であるとされる病院での仕事。病院によっては給料も低くて、残業も多く、やりがいも感じないという看護師の方たちが増えているといいます。
どのような仕事でも悩みはあると思いますが、看護師も例外ではなく多くの悩みを抱えながら仕事をしています。一般サラリーマンと違い、命を預かる仕事のため悩みは深刻なものもあったりして、看護師を辞めたいと思う人も常にでてきます。
今回は、看護師に多い悩みと解決法を取り上げようと思います。
目次:Contents
上司との人間関係
人間関係の悩みの中でも、直属の上司、個人病院などの場合は経営者との関係性は悩ましい問題が多いと思います。仕事上で悩みがあっても、相談先となる上司や経営者との関係性が良くなければ、解決できるものもできません。
どこに悩みを相談したら良いのかわからなくて、ひとりで悩みを抱え込んでしまうケースが多いのではないでしょうか。悩みとしては、自分にだけ風当たりが強い、シフト希望が通らない、無視されるなどがあげられます。
医療事故やミスへの不安
看護師の仕事は命に直結しているケースが多いので、事故やミスに対する不安は強いと思われます。インシデントや医療事故は経験年数に関係なく起こりますし、特に投薬ミスや、移乗時の転倒などは今後の治療にも影響を与えるため、絶対にあってはなりません。これらに対する不安が強くなると、仕事自体が苦痛となり大きなストレスになります。
残業が多い
看護師は残業が多い職業とされ、時間内に終わらせなければいけない検査や処置などは終わっても、後片付けや、記録、書類の整理が残っていたりして、時間通りに帰れないことも多々あります。次の勤務まで時間が十分に空いていないこともあるため、早く帰りたいのに帰れないというのは、精神的にも肉体的にも大きな負担になってしまいます。
夜勤が辛い
夜勤中は看護師の人数が減ってしまいますので、ひとりにかかる負担が増えてしまい、休憩や仮眠も十分取れないことの方が多く、朝方は眠くて集中力が低下します。その延長線上で事故やミスに発展する可能性も高いので、その緊張感とプレッシャーは想像以上となります。苦手な同僚看護師などと一緒だと辛さが倍増してしまいます。
給料が少ない
労働量に対して給料が少ないと感じている看護師は多いのではないでしょうか?一般的なイメージでは高給取りかも知れませんが、実際には夜勤をしていなかったらそれほど高くなかったりします。給料アップを望む看護師は多いようです。
やりがいが感じられない
夢を持って看護師になった人も、数年後には仕事が辛い、辞めたいと思うようになります。もちろん大変なことばかりではないのですが、喜びが大変さを上回ることができずに、ハードな仕事内容で心も体も疲れ果てて行き、ただ毎日の業務をこなすようになってしまうのです。
休みが少ない
看護師の休みは夜勤とセットになっている場合も多くて、シフト上は休みでも、休んだ気がしないと感じてしまいます。また、夜勤が絡んでいなくても、休みの日に研修があったり、仕事を持ち帰っていたりすると休めません。シフト制のために連休も取りにくいし、ゆっくり休みたいと願っている看護師は多いようです。
仕事とプライベートの両立
特に家庭を持っている看護師や子育て中の看護師に多い悩みだと思いますが、家事をする時間が少ない、子供と一緒にいる時間が少ない、子供の行事に出られないことがあるなど、家庭と仕事の両立は働く女性にとっては大きな悩みになります。
看護師の世界は女性が圧倒的に多いですから、それを口にしても「みんなそうだから」と取り合ってもらえないことも多いようです。
悩みを解決するには
悩みは自分で解決できるものもあれば、自分だけではどうにもならないこともあります。個人では解決できないと感じたら、先輩や信頼できる上司に相談してみましょう。それでも解決しない場合は、一人で無理をせずに働く場所を変えることを考えるのも必要ではないでしょうか。
部署移動でもいいのですが、それだけでは解決ができないケースが多いようですので、この先もしっかり働き続けていくのなら転職しかありません。
看護師はより良い条件を求めて転職する人も多いですから、自分の悩みが解決できる職場探しが可能です。悩みを抱えたまま仕事を続けているとストレスが増しますし、その結果、体を壊してしまう人もいます。
健康に働き続けるためにも、無理はしないようにしましょう。
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